東洋大学と京北学園

2009/07/31

東洋大学と京北学園(京北高校)との不正取引」のような内部告発文書(の最初のページ)

 東洋大学と京北学園との土地問題に関しては、おととしの秋ごろに当紙記事でも東洋大学から一円も給料を貰っていない「清貧」のはずの東洋大学田淵順一常務理事はなぜか高級車大好き人間≠フ中で京北学園に対し以前から立ち退きを迫り、全国の校友会支部会へも『京北学園の跡地に二十階建ての総合校舎を建てる」と語り、っていたが京北学園との交渉が決裂。慌てて京北学園情報の載った校友会報を回収≠ニ言ったような感じで報じた。

 東洋大学と京北学園の歴史、立地、経営環境等から考えると合併や経営統合でもした方が、京北学園にもメリットがあるのではないか?等と昔から言われ、田淵常務理事の京北学園吸収統合計画に賛成する者もいたらしい。

 東洋大学というと昨年末からのこの上半期、不祥事と祝賀の繰り返しであった。東洋大学陸上部では年末に駅伝要員の子が東武東上線内での痴漢電車事件でまさかの逮捕。それを乗り越え、山古志村の人達の応援もあって箱根駅伝では感動の優勝。大学野球では見事優勝するが、その裏では東洋大学牛久高校野球部にて陰惨なイジメ被害が生じていたり(→東洋大学牛久高校野球部対外試合禁止の真相≠参照)。

 今年の春には東洋大学川越キャンパスの理工学部に入学した新入生が、「東洋大学空手道部」に入部し、東洋大川越キャンパス近所の荒川玉淀河川敷での新入部員歓迎バーべキューパーティに参加し、監督者も誰もいないまま未成年を含む空手道部全員で飲酒をし、酒に酔った状態で荒川に入り「水死」するという痛ましい事故が起っている。

 東洋大学と酒とトラブルと言えば、東洋大学空手道部監督清水司男氏が池袋の居酒屋で酔っ払ってトイレ近くにいた女の子に…なんかあって…その女の子の彼氏とトラブルになったとかいう事件を本紙もかつて報じた事があり、清水監督の場合は笑い話であるが、今回の死亡事件は何とも痛ましい。

 本紙は今回、京北学園と東洋大学に関する情報提供を頂き、これとは別の情報と照らして精査する中で、これはあくまで京北学園の中で起った不正・違法行為によるもので、「田淵順一常務理事は無関係と言うより救いの神なんじゃなかろうか?」と思われるような外観が無いこともないのだが、とりあえず概略を説明する。

京北学園理事会と教職員組合

 7月の16日、京北学園緊急協職員会議が開催された。

 この京北学園緊急協職員会議には、川合理事・船橋理事・金子理事という京北学園を取り仕切る三名の理事が参加し、この理事らから以下の発表があったそうなのである。

 いわく、@京北学園は平成22年をもって廃校にする。A京北学園高校は平成22年度をもって全教職員を解雇する。B廃校後は学校法人東洋大学の傘下に入り、新たな校名で文京区白山から離れて再スタートし、C京北学園高校の全解雇教職員は新学校にて雇用される。D京北学園の現建物では耐震構造に問題があるため11億数千万円程で耐震修理を行う、…との方針に京北学園理事会では決定したそうなのである。

 また、22年の廃校―新設校としての再スタート後は、東洋大学から新理事が来て新生京北学園を取り仕切るのだそうだ。内部告発者の方の懸念するところは、22年からの京北学園―東洋大学傘下入り後は、旧学園の校友会・OB会は新設校と一切関係なくなってしまう点にあるようだ。

 東洋大学で『校友会』といえば必ず名前が挙がるほど田淵常務理事の校友会に対する関心は高い。というより、田淵常務理事の権力の源泉は全国にある東洋大学校友会OB会にあったと言ってもいいほど、田淵氏は校友会の上手な利用法を熟知している。その噂は東洋大学とほぼ兄弟関係にある京北学園の教職員達の耳にもバッチリ届いていて、東洋大学からやってくる理事、つまり田淵常務理事に、自分達の将来がどのようにされるのかが不安でしょうがないらしいのである。

 京北学園は、老朽化し耐震構造に問題がある校舎を今だに使うほど倹約につとめ、借金がないことを自負してきた。そのような学校がなぜ廃校にせざるを得なかったのかを「東洋大学と京北学園」にて、詳しく解説するつもりである。

 関係ない話だが、東洋大学客員教授で、東京都第2区(東京都中央区、文京区、台東区)が選挙区の自民党議員、深谷隆司衆議院議員が衆院テロ防止特別委員会≠ノて委員長職権でせっかく頑張って決定してくれた北朝鮮関係船舶の貨物検査を可能にする特別措置法案、すなわち北朝鮮貨物検査法案が参議院で民主党のボイコット?にあい、このまま総選挙に突入してしまってうやむやになってしまいそうである。

 売国発言党首鳩山由紀夫率いる民主党による新政権後は、もちろん反日政権になるだろうから北朝鮮船舶の貨物検査などという大それた目的の法律など論じることさえ不可能になるのではないか。

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