浜井卓男(66)静岡県議会議長が保育園乗っ取りに成功 裏切りと深謀遠慮を巡らし、手にした銭はウン千万円也−6

2011/02/03

 本年4月には、統一地方選挙が行なわれる。地方自治体の首長及び議会議員が、全国的に改選される選挙である。この時期になると、候補者の醜聞を記した怪文書や告発状等が、続々と当紙に寄せられる。

 その中身といえば、銭絡みや下ネタといったもので、匿名に加え根拠も示さない下劣なものである。一部には、選挙を抜きにしても取り組みたい事案が寄せられることもあるが、当紙を利用し対立候補を叩こうとする、利害関係者の邪な思惑が透けて見える、くだらない情報が殆どといってよい。

 さて、昨年にかけて集中的に糾弾した本件(過去記事は当紙ウェブサイト『敬天千里眼』にて)の主役、浜井卓男静岡県議会議員だが、今回の議会議員選挙に立候補するのかに注目したい。本来、県議6期目にして、過去に議会議長をも務めたともなれば、県の名士にて地方政治の実力者と尊敬されて当然である。しかし、浜井卓男への地元評価は最低のようだ。

 これまで報じてきた内容の通り、保育園運営者からの相談を受けたことを機会に、自らが運営責任者となり、散々掻き回した末に、表向きは静岡県の指導と取り繕い、実際は日本最大規模である社会福祉法人「聖隷福祉事業団」(山本敏博理事長=浜松市)へと売り払ったことからも、その悪評は地元有権者に広まっている。

 銭勘定に汚く、平気で人を欺き裏切るのが、浜井卓男という男なのだ。当然のこと、そんな議員の資質を欠く浜井卓男のことは、賢明な有権者は当紙の糾弾以前から見抜いているのだが、悪運が強いのか薄氷を踏みつつながらも当選を重ねてきたのである。

 前々回の選挙では、定数12の浜松選挙区から立候補した浜井卓男は、立候補者13名の戦いの中で、12番目の得票数でギリギリ滑り込んだ。前回選挙などは、選挙区が細分化されたことが幸いし、自身の選挙区である浜松市西区(定数2)にて、無投票当選という奇跡に恵まれている。

 選挙後、地元有権者は「誰でもいいから擁立すればよかった」と、浜井卓男に見す見すと県議の椅子を与えたことを悔やんだという。現在の浜井卓男は、民主党と自民党系会派(2会派)で大半が占められている静岡県議(74名)のなかで、4名の極少会派「志士の会」に所属している。

 天下国家の為に生命を賭して戦った幕末志士にあやかったのであろうが、恥知らずもいいとこだ。以前の所属先である自民党系会派から追い出され、行き場を失ったに過ぎない浜井卓男なんぞが志士を気取るとは、冗談にも程がある。


県会議長といえど支援者を騙しまくり四面楚歌になれば、権力も続かない

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