売上高400億円に迫る「TBCグループ梶vの真実の姿、

支配者・丸平光の傲慢経営によって企業崩壊が始まる 1

(2011/02/12)

 エステ最大手企業「TBCグループ梶j」(本社=新宿区西新宿1-25-1)の新たなTVCMが、2月1日から始まった。起用されているタレントは、韓国出身のアイドルグループ「KARA(カラ)」だ。オンエアされる直前には、所属事務所との契約問題絡みで解散の可能性も浮上し、TBCグループも契約の見直しを検討していた模様だが、実際は解散騒動が逆に功を奏し、宣伝効果が上がったと大喜びの様子だ。

 TBCグループといえば、過去には木村拓哉やベッカム、矢沢永吉に中田英寿と、女性タレント以外にも男性大物歌手・アスリートを起用し、その広告戦術によって女性ばかりか男性の顧客をも取り込むことに成功した。既に男性エステ「メンズTBC」は、全国各地に53店舗を展開するまでになった。

 因みに、本家の「エステティックTBC」は170以上の店舗があることから、全国の主要都市には必ずといってTBCが存在しているといえる。これらエステ店舗に勤務する従業員数は、グループ全体で2.500名を超えるというから、そこらの上場企業にも引けを取らない企業規模である。上場企業にも勝るとも劣らないTBCグループは、現在、二人の代表取締役が舵取りを担っている。

 天辰文夫手塚圭子の両名である。天辰文夫の代表取締役就任は数年も前だが、手塚圭子は最近になって内部から昇格した模様だ。手塚圭子の前任者は、あの自称美人女医、西川史子が勤務する美容整形外科、松倉クリニック(渋谷区)の院長、松倉知之だったが、いつの間にやら交代していた。

 外部から態々迎え入れた松倉知之に代わって代表取締役に就任した手塚圭子の経歴は、それはそれは華々しいものだ。東大医学部卒にして、昭和52年にはミス日本グランプリを受賞するといった、西川史子とは違い紛れもない才色兼備の美人女医先生(年増の熟女ではあるが)である。

 経営手腕はさて置き、上に取り入る術だけは長けている天辰文夫と、自らが企業イメージの向上を担える手塚圭子の二人が、従業員2.500名を率い400億円近い売上高を誇るTBCグループの頂点に君臨しているのだ。しかし、この二人が単なる傀儡であり、真の支配者は丸平光であるという事実は、従業員ばかりか関係取引先の多くが認めるものだ。

 一方、創業者ヅラして院政を気取って全てを牛耳る丸平光だが、そもそもTBCグループの礎を築き発展させたのは、本物の創業者、小暮元一郎であることも皆が知るところだ。しかし、それを口には出来ないらしい。

敬天新聞社 (記者 吉永健一)

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