上辺だけの近隣対策!住民を軽視!共立仲之町ビル解体工事のヤッツケ仕事

2010/08/04

事業主:東急不動産株式会社(渋谷区道玄坂1-21-2)
施工会社:とび三コーポレーション株式会社(港区芝2-2-15)
総合企画:潟ーエスアイ・エンジニアリング(日本橋室町1-10-5)

 工事着工前の説明は住民を欺く外交辞令だったのか?5月10日より開始された共立仲之町ビル解体工事(新宿区市谷仲之町3−31)は粉塵・防音対策には万全を尽くし、誠心誠意をもって近隣住民に配慮すると約束した筈である。

 ところが、始まってしまえば工事関係者による路上駐車、解体の途中にも拘らず殆んど撤去してしまった防音シート。工事も終盤に近づいた地下の解体工事では、防音・粉塵対策を殆んど無しで行うという駄目押しのヤッツケ仕事。

 硬く分厚いコンクリートの岩盤を重機で打ち砕く激しい騒音は、隣接するマンションや家屋に激しい衝撃と共に、地響きとなって生活を阻害し続けた。流石に耐え切れず近所の住民から苦情が殺到!

 近所に住むお婆ちゃんが「やかんのフタも吹っ飛ぶ程の振動だよ!何とかしておくれよ!」と現場作業員にお願いするも梨の礫だ。

 苦情にお構いなしの現場作業員と、現場から苦情報告を受けていないという事業主と施工会社の本部。とても手を尽くしているとは言えないだろう。

 自身の業績を優先するあまり、トラブルを現場責任者が揉み消しているのか?それとも庶民の声など相手にしていられないという本社の意向か?

 そんな思考で人々に喜ばれる街づくり物づくりが出来るのだろうか?

 生活の多様化により、昼に睡眠をとり、夜通し働く人もいれば、繊細な職に就いている人、病で静養している人もいる。自社の常識が世界の常識ではないのだ。

 なにも工事をするなとか音を出すなといっているのではない。血の通った人間のいる企業なら、少しは最善の努力を金の為ではなく、人の為に尽くしている姿勢を見せて頂きたいものだ。努力すればもっと静かに出来る筈だ。

近隣住民は生活を阻害されて我慢の限界である。もう我慢できない!
事業主:東急不動産に現場の真実を語ろう!
電話03−5458−0774 騒音を撒き散らす解体業者に遠慮はいらないぞ!

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