ウイルコ報道よもやま話

2009/01/12

 1月7日の夕刻、ジャーナリスト数人が飲んでる席で、当紙がウイルコを叩いてる話が出て「朝日新聞のスクープだったが子会社の朝日広告社がその昔、この問題の張本人だったのに知らなかったのかね」という話題になって、その話も一段落着いた頃、当の朝日新聞の記者も偶然、ジャーナリストの一人をそこへ訪ねて来た。
 筆者も顔馴染みで時折情報交換する仲なので、その話の内容を少しだけ話してあげた。「いつアップするんですか」と訊くので「明日の昼頃かな」と言っておいたら、8日の朝の3時の時点で朝日新聞がホームページでウイルコ問題での不正に関して朝日広告社も関係していた旨を発表していた。

 筆者自身が「教えてあげた方がいいよ」と言ったぐらいだから先に発表された事を一緒にいた朝日記者に文句をいう話ではなく、その記者から報告を受けた朝日新聞が当紙より先に報道した事に驚いているのである。
 弱小マイナーな当紙が先陣を切った所で大して影響もないだろうに、天下の朝日を一瞬でもうろたえさせた、とは痛快ではないか。その場では「アップを見れば全容が解るんですね」と言ってた記者も、やはり愛社精神から上司に報告せずにはいられなかったんだろう。それはそれで素晴らしい。

 朝日新聞といえば、会社的には社会主義、左翼と見られるが個人的には頑強に偏った者ばかりではない。筆者も記者を数人知っているが、皆、好青年、青女(?)である。中国人や韓国人も個人的にはいい人が沢山いる、のと同じである。
 なぁー寺ちゃん。筆者は朝日が動いた事も驚いたが、それより朝日が午前3時にこれを記事にした事を、当紙ウェブ担当者がその日の朝、もうちゃんと知っていた事である。敬天恐るべし、ってか。

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