2009/01/10
０８年１月１５日に帝国ホテルでユニバーサルライト（麻生太一会長）社長松本剛の強迫に屈して１，０００万円を預けてしまった森田は、その日から松本剛に下僕のような扱いを受け始める羽目になる。……金をむしり取られてその上、なんで？と思うが、「松本剛としては借用書まで書いたんだから・・・ブツブツ」という気持ちだったか知らないが、森田に車の運転手をやらせたり食事代を強要したりと無法の限りを尽くし始めた。
森田的には「山口組の関係者で麻生総理や石原都知事にも顔が効く人に金を預けちゃったのだから機嫌を損ねては大変だ」とせっせと松本剛の要求に従ったに違いない。明治大学硬式庭球部監督とヤクザの兄弟
「山口組偽装者」のコワモテ田中憲文の弟として「麻生グループ資産の日経平均先物運用をしている本人に会ってくれ」と懇願され、森田は明治大学硬式庭球部監督（今年一月当時）である田中正三と面会した。
明治大学硬式庭球部監督・田中正三は森田に対し、「田中家と麻生家の関係」と「麻生グループの資産運用を日経平均先物でしている」という内容の説明をした。なぜ麻生グループの投資顧問が無免許営業？
翌２１日、田中正三氏からの電子メールを受け取った。電子メールには「自分は２１～２４日には韓国に行くから金の受け渡しは『誠次』にして欲しい」との支持を受けた。
麻生グループの日経平均先物投資の筈なのに、なぜか田中正三氏は「資産運用の契約は投資顧問契約ではなく医療法人の社債を発行している形」にしろという。
田中正三氏は投資顧問業の許可を持たないからだそうで、さらに投資顧問の免許が無いから正式な契約書は作らず保留にするとまでいわれたそうだ。
ここまでの話で、誰もが思うように森田も
「なぜ日経平均先物取引運用なのに病院の社債なの？」
「なぜ資産運用契約書を結べないの？」
そして
「なぜ麻生グループの資産運用を任されている投資顧問業者に投資顧問免許が無いの？」
「麻生グループは免許も無いモグリの投資顧問に資産運用を任せているの？」
という、至極当り前の疑問を持った。
すると松本剛に「田中正三の言う通りにしろ。田中家は麻生家と親戚であるし麻生グループで運用するのだ」と〝脅し〟をかけられた。
そして、１月２２日、プリンスパークタワー（東京都港区芝公園4-8-1）の１Ｆの喫茶店にて、森田は６，０００万円を渡し、預り証を受け取った。
客観的に考えて、森田が麻生グループの資産運用を明治大学硬式庭球部監督で投資顧問業の資格がない者がやっていると完全に素直に信じられたとは認めがたい。基本的には投資詐欺であるが、この事件は投資勧誘を騙った脅迫・恐喝事件の色が濃厚である。