潟Gタニックスの被害者続出
その手口は古典的詐欺M資金

2009/01/20

 忘れた頃に繰り返されるのが、極秘運用されているというM資金詐欺である。今回、当方がキャッチしたM資金詐欺師は、潟Gタニックス(長谷川嘉弘代表)という、営業実態のないペーパーカンパニーだ。M資金詐欺には被害者を丸め込むのに必要な小道具が、必ずといって存在する。

 エタニックスが用意したのは、メガバンク「三菱東京UFJ銀行」発行の、銀行保障状(バンク・ギャランティー)であるが、当然のこと偽造である。先日、エタニックスに取材を申入れた際、電話は同社専務の携帯に転送された。

 数百億円規模の事業に携わっていると豪語していながら、会社には受付社員も居ないらしい。しかも、専務の携帯に直転送されるとは、自分たちは詐欺会社だと名乗っているようなものだ。さて、電話口の池田毅専務の話しでは、長谷川代表はフィリピンに渡航しており、帰国時期は不明とのこと(既に逃亡した後か・・)。

 勿論、取材を受ける気はないとのことだった。とは言え、当方にとって詐欺師が逃げるのは、はなから織り込み済みである。後は、被害者の背中を押すのみである。


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