空手道本庁宗家家元会議

(敬天新聞10月号)

 八月三十日、明治神宮文化館において空手道大社総裁・朝堂院大覚氏が空手道本庁ならびに空手殿堂院設立の記者会見を行った。

 沖縄で生まれ、世界の隅々まで広まった誇り高き日本の伝統・文化でもある空手道が、世界組織の本部が日本に無いということは由々しきことである。

 スポーツとして世界に認められている以上、当然オリンピックに正式な種目として参加すべきだが、オリンピック協会IOCは日本の空手道が組織としてバラバラであることを理由にオリンピック種目となるには難しいと指摘している。

 そこで空手組織をしっかりとしたものとし世界の空手道というものがオリンピック種目となることを目指し、朝堂院大覚総裁の呼びかけに松涛・糸東・剛柔・和道・極真の宗家家元が集まり空手殿堂院が設立された。

 記者会見は、その決起宣言とも言うべきもので、明治神宮において厳粛に催された。

               

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