安藤英雄、今後パチンコ屋とどう絡む?

(敬天新聞5月号)

パチンコ屋も節電体制

 堂々と「自粛しろ」との公言をしている石原都知事と、節電啓発担当大臣という有名無実の肩書きをぶら下げながら企業への目配せにばかり気を使い、何もしていないどころか、「自粛する側にも働いている人達がいる」等と見当違いのリップサービスまでしている蓮舫との言い争いの争点であるパチンコ店の節電問題。
(自販機会社の労働者の人達に「東北出身の配送ドライバー」が多くいて、蓮舫の知った風なエセ人権主義の言動に「お前に何がわかる!」と怒りを覚えている(現場は節電協力したい社員が多数)ことをマスコミは取材し、報道しなおすべきだ。石原都知事の「パチンコは夜にやれ」というのも、ちょっと違うだろ、と思うが)
 今日も埼玉県の西川口駅に隣接したいくつかのパチンコ店の前には、偽装申告で生活保護をもらって、その金の1部も震災義援金に寄附などせず、自らの欲求を満たすためだけの孤独なギャンブルに全額を費やし、日がな生産性もなくパチスロ台の前に座ってタバコをふかすだけのクズやカスが行列を成している。
 蓮舫はパチンコ屋に気を使って、石原都知事を圧政者だと糾弾して何を得るのかは知らないが、普通の生活をしている人は、真昼間からパチンコ屋に行くはずがないから、パチンコ屋が土日営業だけに営業時間を短縮されようが一向に困らない。

パチンコ議員のメンツ

 石原都知事の節電宣告で困るのは、怠け者どもから寺銭を得られなくなるパチンコ屋。また自民党にも平沢勝栄を代表とし、民主党には現在内閣の中心に居る海江田万里を始めとして多数いるパチンコ屋からの献金で飲み食いさせてもらっているパチンコ議員達も同様。まして二〇年以上近くもパチンコ屋との関係を公然と続けている民主党小林興起なんかは、自分の選挙区の東京でパチンコ屋の節電規制がされたら面目丸つぶれ。
 石原都知事は同じ自民の中にも敵ができている状況の中、良くぞ言ったと、右記の「パチンコ屋節電で困る連中」以外の国民は賞賛すべきだ。

安藤英雄大ボラ後は自粛?

 さてさて、この石原都知事のパチンコ屋自粛宣言で、パチンコ業界で「政治的背景・国家権力への影響力があるようにみせること」で多額の金を稼いでいた、あの安藤英雄爺さん≠ヘ、ちょっとでもパチンコ屋の役に立てているのだろうか?
 実業界の色んな場面にちょこまか出没しては、政財界と「裏社会」とのでたらめな繋がりを喧伝しては、トラブルの当事者から着手金だか口利き料を巻き上げてきた安藤英雄爺さん。この一〜二年間位は、大人しくしているのか、目立ったところには表立って顔を見せないようだ。
 そりゃそうだろう。ハッタリかますのもいいが、こともあろうにあるパーティの席上で、故田岡一男三代目山口組組長から、現在の住吉会会長、稲川会総長に至るまで、日本の極道史に残るような大親分達を「あいつらは俺が面倒を見てきた」などという大ボラを吹いてしまったのだから、襲撃が恐くて普通に表を歩けるはずがない。

震災に便乗のチャンスか?

 それにつけても、この未曾有の国難は火事場泥棒や詐欺師には絶好のチャンス。リフォーム詐欺が静岡や神奈川の個人宅に耐震無料診断のローリング作戦を展開するのを始め、詐欺師達はおぞましい活気を見せて活発に動き回っている。
 石原都知事の節電会見を見て、いっちょかみ屋の安藤英雄爺さんがピンとこなかったとは思えない。
 大手のパチンコや遊戯業の協会だと、パチンコ議連などのホンマモンの悪徳議員連中や警察OBの連中がガチガチにケツ持ちを張っているから、単なる元々料理屋のオヤジあがりの安藤英雄爺さんでは、石原節電発言に便乗して金儲けできないだろう。
 しかしブローカーを使って、個別のパチンコ業者に安藤英雄爺さんの架空の栄光や威光、パチンコ団体とのつながりをオーバーに喧伝させれば、何業者かは「助けて下さい」と着手金を持ってくるパチンコ屋もいるのではないか。
 ここら辺、パチンコ業界で、この震災の節電パニックに乗じて、怪しい政治ブローカーみたいな輩に引っかかり「陳情のための工作資金だ」とかいわれて金を毟られたパチンコ屋さんいたらご連絡いただきたい。
 パチンコ屋自体の存続や価値には正直反対だが、それよりもそういう業界にさえ口八丁で騙しにかかってくる詐欺師の所業を公表することの方が、公共的利益として重要なので、当紙が代わって糾弾するつもりである。

安藤の疑惑は未だ消えず…

 これは安藤の爺さんに限らず、この手のボロ儲け業界に暗躍するワケの分らない輩を糾弾することで業界にも有益なことであると思う。警察OBの絡むところは不当逮捕とかの恐れもあり、そもそも結束が固くて情報漏れもないだろうが、小物でも数を叩けば業界のクリーン化の一助になるのではとも思える。
 安藤英雄爺さんに関しては、住吉会、稲川会、山口組などの任侠団体との関連性を今後ひけらかし憎いだろうが、名刺交換している自民党・民主党のパチンコ議連の連中や警察庁OBとの関連を匂わせ、震災パニックに不透明な利益をあげてゆく可能性はある。現にパチンコCR機の版権問題で安藤爺さんの不透明な利益収受の疑惑も未だに解決していない。
 蓮舫の余計な口出しがなくても、パチンコ業界は大手から「輪番体制」を敷いて節電に協力していくようだ。しかし、地方の業者などは、行政からの指導で輪番に従えば、相当の赤字と顧客離れに繋がる可能性はある。ここら辺がパチンコ・パチスロ業界の利権屋が儲けの種にするところなのではないかと思われる。
 安藤英雄爺さんが今後どのようなシノギで大ボラを展開するのか知らないが、目を離すわけには行かない。

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