みずほ銀行・公共建物 W告発

戦後経済の立役者、アラビア石油創業者、『満州太郎』一族の秘密と「ストーカー太郎」

(敬天新聞3月号)

敬天ブログのデイリー版を始めました

 一月二十八日より、敬天ブログデイリー版不正疑惑内部告発』をスタートさせた。今までの敬天ブログに速報性を加え、より詳細に、よりダイナミックに株価操作のインサイダー疑惑から不動産・消費者問題、医療事故にいたるまで各業界の悪徳・不正行為を掘り下げて報道してゆく所存である。

アラビア石油とストーカー太郎

 今回は、そのデイリー版『不正疑惑内部告発』から、連日掲載中の「みずほ銀行個人情報漏洩と漏洩先企業、公共建物NTT不正等価交換」について、紹介する。
 東京都内に住むM子さんに、ストーカー行為を働いた公共建物株式会社・元経理部社員Iという男がいる。
 ところで、この公共建物、聞きかれない社名だが、実は「アラビア石油」の創業者で、一九二〇年代に満州中国朝鮮で大規模な事業を行い「満州太郎」の異名をとり、戦後の日本のエネルギー資源獲得の為に奔走した、有名な実業家「山下太郎氏(故人)」の会社なのであった。
 現在は山下家末裔の山下耕平氏が代表取締役として経営している。
 …なので、山下「太郎」氏のグループ会社である公共建物の元経理担当だったこの「ストーカー」男は、以下、単純に「ストーカー太郎」と呼称することとする。因みにストーカー太郎はストーカー行為を働いたにもかかわらず、公共建物を「円満退社」して、今は千葉県で悠々自適の生活をしている。

みずほ銀行八重洲支店法人営業

 このストーカー太郎に、M子さんの個人情報を漏洩したのは、公共建物のメインバンク、みずほ銀行八重洲口支店法人営業の行員Oだった。
 現在、ストーカー被害者M子さんは、みずほ銀行公共建物をインターネットで告発している。
 女性が、たった一人で、メガバンクと巨大不動産会社、NTTを相手に不正をネットで告発する、これは前代未聞の出来事だ。何がM子さんをここまで突き動かしているのか?

アクセスログはあるが証拠なし

 みずほ銀行側は、まず、公共建物元経理部長であったストーカー太郎への、M子さんの個人情報提供を否定している。
 片や、みずほ銀行本店お客様サービス管理チーム行員Tは、M子さんに次のように答えている。
「アクセスログは、あることはある、しかし、支店ごとに媒体として残ってはいるが、ログの量が膨大過ぎて調べられない、調査は『不可能』だ」
 アクセスログの調査が「不可能」ならば、どのような根拠でストーカー太郎へのM子さんの個人情報提供がなかったと言い張れるのか?
 ところで、みずほ銀行の「漏洩調査」というのは、支店長の聞き取り調査だけである。
 現に、公共建物元経理部長のストーカー太郎に住所や電話番号、生年月日他の個人情報を知られたことで奴からのストーカー行為に悩まされたM子さんという被害女性がいるのだ。

加害者の証言はネットで視聴可

 そのM子さんの個人情報をストーカー太郎がどうして知ったかというと、「みずほ銀行八重洲支店法人営業Oから聴いた」とストーカー太郎自身がM子さんに証言しているのだ。
 それについては、本紙サイトからリンクされている「W告発、みずほ銀行・公共建物」というホームページにストーカー加害者である、ストーカー太郎がM子さんに「君の個人情報はみずほ銀行の八重洲支店で簡単に教えてくれたよ」と自慢気に話す、薄気味悪い口調の、生々しい音声ファイルが保存され、いつでも聞ける状態になっているので聴いてみて欲しい。
 そのようにストーカー行為とその情報漏洩の「証拠」がハッキリあるというのに、みずほ銀行は「漏洩はなかった」「あった証拠がないから、それはつまり無かったって事だ」と言い張っている。その無かったっていう根拠は、情報漏洩当事者である元八重洲支店法人部社員Oへの聞き取りに対するOの回答が「情報漏洩などしてません」というものだったからだそう。
 何と社員を信じ切り、社員愛に溢れた会社なのかみずほ銀行は。

みずほ個人情報漏洩常態化証明

 ところで、これはみずほ銀行八重洲口支店の一行員の個人情報を漏洩させたという問題を追及している訳ではない。みずほ銀行の個人情報管理に対し、「情報管理システムそのものが個人情報保護法に違反している」ことを公に問い、是正させることを目的とした公共の利益を求める糾弾なのである。みずほ銀行の個人情報漏洩は、決してM子さんだけが特殊な例なのではないからだ。
 M子さんの情報を取引先である公共建物の1社員に違法に提供したよりも少し前に、みずほ銀行では京橋支店での情報漏洩が起き新宿西口支店では暴力団組員への個人情報提供が発覚していた。
 そもそもみずほ銀行では自行が管理する個人情報データへのアクセスログをきちんとデータベース化していないのである。ログインデータが支店ごとに残っているだけで、情報漏洩の追及手段は個々の行員への簡単な尋問をするだけという、今時信じられない甘い体制なのである。であるから、みずほ銀行の個人情報漏洩はM子さんだけに限らない、これは糾さねばならない由々しき問題であると本紙は考えるのである。

公共建物の1円等価交換を糾弾

 ところでストーカー太郎の元勤務先、公共建物株式会社の資産たるや目を見張る。霞ヶ関、神戸三宮、千代田、日比谷本社ビルと4か所の旧電電公社ビルや最近話題の霞が関コモンゲートなど一等級の不動産を多数所有する超優良企業なのだ。
 しかしその不動産入手方法には疑惑を感じずにはいられない。以前、「千代田電電ビル」が老朽化し、現在の「大手町ファーストスクエア」に建て替える時に、電電公社と公共建物の間で土地の不正等価交換をした。NTTから公共建物に、大手町ファーストスクエアの所有権の一部が、なんと売買価格『1円』で譲渡されていたのである。数年前の資産評価算定で八十七億円を弾き出した所有権を1円で入手してしまうとは……。
 1円での等価交換の法的根拠は、「旧建物・千代田電電ビル」時代の入居者であった公共建物が持つ地上権・賃借権を「現建物・大手町ファーストスクエア」の所有権に等価交換するという至極まっとうなものである。しかし旧電電公社の資産は国の資産であった筈が、公共建物という一企業に好条件で移され、今も公共建物の資産とされている。いくら戦後の立役者・山下太郎氏の会社であろうと、国民所有の財産を『1円』なんてフザけた価格で自分の所有物にしてしまうなど、「功労賞」のご褒美にも限度があるのではないか?これには国民の一人として、深い憤りを覚えずにはいられない。

※ストーカー太郎の犯行の自白〜みずほ銀行本店行員Oの言い訳など関係者の肉声はホームページ『みずほ銀行・公共建物梶@W告発』を参照。

敬天ブログデイリー版「不正疑惑内部告発」でも毎日掲載している。


【大手町ファーストスクエア 日本電信電話株式会社(NTT)、NTT都市開発、そして公共建物鰍ェ仲良く所有している。国民の知らぬ間に、国有財産みたいなものだった電電公社の土地が一企業の所有物に…実は、この手の不正は国内に無数にある。】

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