2009/10/08

東急・田園都市線「宮前平駅」改札を出て横断歩道を渡りローソン横の坂道を上ると、大きなクレーンの手前に大小の看板、黄色い建設反対の無数ののぼりが石垣の上から下の土手まで立てられた毎回お馴染みのサンケイビルルフォン宮前平の建設現場がお目見えする。
神奈川県川崎市宮前区という土地と田園都市線「宮前平駅」。横浜よりも隣地の東京都大田区蒲田よりも「東京化した都市・川崎市」内で、渋谷からのアクセスもよく、かつ上品で閑静な住宅街の威厳を宮前平」が保っていられるのは、この宮前地域が古くは農村時代からの特有の地縁血縁で強く結びつき、歴史のある縁故関係で均衡を保っているからである。
東急・田園都市線エリア有数の住宅街として新興企業がビジネスの為に入植してきても、元々の旧家の方々との調整もあり、新興企業も出しゃばることなく上品な営業スタイルを保っている。
しかし、この宮前平地区の叩き売りでボロ儲けを狙って、野村不動産・エリアリンク・サンケイビルといった優良企業といわれる連中が、この宮前平で有数の由緒ある旧家を食い潰した。
旧家の相続税対策に漬け込んで、先鋒・野村不動産がすかさず取り入りウブな資産家を経済封鎖の袈裟固めで身動き取れなくし、次鋒中堅・エリアリンクがダメ押しの不意打ち競売で落しをかけ、意識のなくなっているところ不動産をかっぱいで、いまやサンケイビルが当然に所有したようなそ知らぬ顔で「サンケイビルルフォン宮前平」として只今好評分譲中なわけだ。
建設反対ののぼりが立っていて好評分譲中も何もあったものではないが。
この宮前平駅の北側は東急などが分譲地を開発して同時期に不動産購入して入居してきた新興の住民ばかりなので新興住民同士、新天地でお互いはじめましてでよろしくやっているようだ。
しかし宮前平南側のこの地区は、(一般的に言って駅の「北」と「南」とでは「南」の方が暖かく人気あるイメージだろうに)昔からの地主ばかりでありマンションも地主の賃貸用が多い。さらに(サンケイビルは購入希望者にどう説明しているのか知らないが)ルフォン宮前平にあっては元々の地主をだまし討ちにかけて取得したような瑕疵物件であることは購入し住み始めてからわかれば、購入者の気持ちも一気に沈むだろう。
人が死んだ物件、幽霊が出る物件などではないにしろ、このルフォン宮前平の販売会社はその点の「瑕疵」もキチンと購入希望者に説明しているのであろうか?
エリアリンクが前所有者にこの土地を使って共同事業を申し入れ、エリアリンクを仲介した(同和団体幹部が顧問だという)トラストスペースなる怪しい不動産屋との間で各種契約書を作成するや否や、エリアリンクが掌を返し、だまし討ちを受けて旧所有者がわけもわからず目を白黒・・・・・・というのが前回までの話だった。
裁判所への異議申し立ての訴えも却下され、トラストスペースの船坂氏に聞いてもエリアリンクの真意が分からず、前所有者は困惑するばかりであった。野村不動産との控訴審は形勢が逆転して、売買契約を履行するのかやめるのかの具体的な野村不動産の案を待つばかりだった。
しかし、何度裁判所で協議を重ねても野村不動産の態度は優柔不断で、はっきりした方針を出すように裁判長に注意される始末。前所有者は、事態が進展しないので(前所有者に契約の履行を命じる..前所有者が敗訴で土地を売る)判決を出すように裁判長に要求するのだが、敗訴でも良いというのに島由幸弁護士の押しが弱くて希望通りにはいかなかった。
前所有者の考えは――売買契約を履行の場合でも解約の場合でも売買代金か違約金が入ってくるのは間違いないので、その金銭で一刻も早く競売問題を早く解決する――というもの。
しかし、裁判は野村不動産の逃げ腰での対応で思うように進まず時間ばかりが過ぎていくのであった。
2月の初め頃には、自宅に執行官が来て写真撮影と聞き取り調査を終えていた。そして、前回の公売のとき同様に自宅の周辺を得体の知れない人間がうろつき始めていていた。田園都市線「宮前平」駅から2分の高台で東8m×南6mの角地で485坪という超極上の土地が競売情報で公開されたのだから当然の事。
前所有者は最初のうち、執行官に「形式的なことですぐに取り下げられるはずだ」と答えていた。そして相変わらず飛び込んでくる不動産業者やブローカーからの協力の申し入れには「競売は取り下げられるから」と全て断っていた。
この頃は、前所有者に信頼できる不動産業者はいなかった。以前、地主仲間から紹介された不動産業者も野村不動産との売買契約の時に前所有者と野村不動産との契約、叔母夫婦と野村不動産との契約が不可分一体の契約であるとの条項の意味を前所有者に説明しなかった。
野村不動産が意識的に説明を逃れるように売買契約を行った為に、善意でかかわってくれた不動産業者さえ、野村不動産が用意した契約書で意図して組み入れた幾つかの条項の意味(前所有者側に不利な事)を把握できなかったのだろう。
しかし、前所有者と野村不動産とがトラブル露見したため、その不動産業者は驚いて、前所有者に事情を聞き、野村不動産の悪意をはじめて理解し、野村不動産との契約解除を前所有者に促した。
そのうちにエリアリンクの決算内容が発表され、以前に佐久間取締役が融資の不調をこぼしていた頃から急降下を続けていた株価は8千円代にまで落ち込んでしまった。前年の決算時の株価と比べると1割、つまり90パーセントの値下がりであった。前所有者は、その結果を見てエリアリンクが本当にお金に困っているのではないのだろうかと不安になってきた。
しかし、それならば「共同事業に関する覚書」について見直したいとか解除したいとかの話や、提供した資金についての善後策などの話があるはずである。あくまで、三者での「覚書」なのだから三者で相談がなければおかしいはずだと前所有者は考えていた。
(だが、10/1佐久間光彦で公開した2社で結んだ「覚書」を見て欲しい。
記事内容
サンケイビル・ルフォン宮前平 エリアリンク佐久間光彦
この「覚書」のように、平成18年6月30日にトラストスペースとエリアリンク間では、前所有者をさしおいた形で約束事が取り交わされ、1億円ものコンサルティング報酬がトラストスペースからエリアリンクに支払われているはずなのである。
つまりエリアリンクとトラストスペースと前所有者との間で取り交わされた形だけの「共同事業に関する覚書」を信じ切って、前所有者はエリアリンクとトラストスペースが土地を、取り上げようとして仕掛けた罠に嵌っているのに気付いていなかった。
実は、その頃に前所有者が別に所有しているテナントビルでも、エリアリンクが今迄の約束を翻してトラブルになっていた。
(この件は以前に少し述べたが自宅の件と混乱するので、今の話が終わってから書く「エリアリンクの第2の被害」のところで詳しく述べることとする。現在も裁判中である)
『騙し討ち競売』に重ねてこのトラブルも起り、エリアリンクに対しての不信感は益々強くなった。その頃、トラストスペースの船坂取締役が前所有者の事務所や自宅によく訪れるので、別件のトラブルも含めてエリアリンクへ不信感を話し、即急に競売の取下げをするように強く要求していた。
この船坂取締役は、前所有者よりも年配で色々と心配する素振りを見せるのでトラストスペース社長の星野よりも話す機会が多くなった。船坂氏も、林社長に直接会って交渉すると約束したので前所有者は良い結果が出るようにと成り行きを見守っていた。その時は、船坂氏までがエリアリンクと組んで前所有者に罠を仕掛けて徐々に追い込んでいる一味とは夢にも思わなかったのだった。
そのうち、横浜地方裁判所川崎支部から自宅の競売に対して、入札の日時の決定を知らす通知書が届いた。
いよいよ入札の日時まで決まったのにエリアリンク佐久間取締役が一向に訪れてこないので、前所有者はエリアリンクの直接の意思が確認できず、エリアリンクは競売を本気で実行するのではないかとの不安が増した。
トラストスペースが前所有者とエリアリンクの林社長と直接面談する機会を作り、5月22日にエリアリンクの本社で林尚道社長と前所有者は面談した。
この時、エリアリンクの林尚道の口からは、「出した資金を回収できれば競売は取り下げる」等という、とんでもない手のひら返しの言葉が飛び出した。
今までエリアリンク佐久間取締役がささやき続けてきた「共同事業」という甘い言葉によって、各種契約に署名捺印したのに、それがすべてウソだったという事を、エリアリンク林尚道は土壇場になって、一方的に主張し、それで会見を打ち切ったわけだ。
エリアリンク林尚道のこの態度で佐久間取締役の言っていた「競売は監査法人へのポーズ」が真っ赤なウソという事だけはわかった。
前所有者の佐久間取締役の背信は決定的だった。しかし、よく考えれば林社長が主張しているのはおかしな話である。前所有者は、エリアリンクに融資を受けたわけではなく共同事業を行う資金提供をするというから話に乗ったのである。共同事業だと思うからエリアリンクが負担するという裁判費用も前所有者が負担したのである。
野村不動産が提示した売買金額に2億円を上乗せすると言う和解案も拒否して、エリアリンクとの共同事業を実現できるように野村不動産と契約解除を主張して争ったのである。
単に資金を融資されているのならば2億円上乗せの和解案を受けていたはずである。そうすれば、その後も続いた兵糧攻めでの資金繰りに苦しむ事もなかったのである。
「共同事業に関する覚書」を締結し遵守し続けた前所有者は、エリアリンク林尚道の言葉を聞いて馬鹿らしくなった。
最初の覚書は簡単過ぎるから、正式な契約書を作ろうと何度も前所有者はトラストスペースを介しエリアリンクにも伝えたのに、求めても応じなかったのはエリアリンクである。「共同事業への提供資金」が「貸付金」だとエリアリンクが主張するのに前所有者は納得できなかったが、思えば、曖昧な覚書で有利な主張するのはエリアリンクの最初からの作戦だったのだろう。
前所有者は、野村不動産との裁判を早く決着して、売買代金でも違約金でも良いからそのお金で自宅の競売を解決しようとするのだが、代理人の島由幸弁護士が頼りない上に押しが弱く話が前進せず、この方面からの資金調達を諦めざるを得なかった。
競売の日時はどんどん迫ってきた。前所有者はエリアリンクを紹介し、「共同事業に関する覚書」の当事者でもあるトラストスペーストの星野社長と船坂取締役に、「覚書の条項を守っているにも係わらず抵当権の実行をしてきた」エリアリンクを強く非難すると共に競売の取り下げを強く迫った。
その甲斐があったか、6月に入ってトラストスペースからエリアリンクと話がついて競売を取り下げる段取りが出来たとの連絡がきた。渋谷で船坂取締役に会い説明を聞くと、
●入札日が近づいているので時間的に余裕を作るために入札日を延期する。(その際にダミーの売買契約書が必要である)
●そしてその延期期間に金銭賃貸借契約書を作成して「共同事業に関する覚書」で出した資金(債権)の保全方法を切り返えて自宅の競売を取り下げる。
との内容だった。
そこで、競売の入札期日を延期するには入札開始日の2週間前までに競売物件の売買契約書の提出が必要だから、6月25日に書類作成をする予定だと説明があり、林社長はトラストスペースと売買契約を結ぶように指定したとの事だった。
つまり、@前所有者―トラストスペース間にダミーの売買契約書締結。A延期期間に競売手続きによる出資金の保全を金銭貸借契約書での保全に切り替え。B金銭貸借契約書による保全が完了すると競売の取下げ書類を裁判所に提出して競売事件の終了…との手順である。6月25日に前所有者は島由幸弁護士を伴ってエリアリンクの本社まで出向き、エリアリンクの代表者が指定するトラストスペースとの間での自宅の売買契約書をあくまで裁判所の競売期日延期用にとの説明で作成した。
このダミーの売買契約書は、エリアリンクかトラストスペースが用意したもので競売の期日を延期するためとの説明だったが、念のために島由幸弁護士に問題がないか確認してもらった後に署名捺印した。ところが、後日この売買契約書を理由に前所有者はトラストスペースに1600万円の金銭を恐喝される≠アととなるのだが、それは島由幸弁護士のいい加減な仕事振りが原因であった。
そして、この恐喝事件にはエリアリンクの林社長の関与(指示)が窺われるのだった。
ダミーの売買契約書を作成時に話を戻すと、この手続(ダミーの売買契約書の作成)で今回の入札期日が延期できるはずだし、その期間中に金銭貸借契約書を前所有者とエリアリンクとの間で取り交わし、その後に競売を取り下げる約束を記した書面も取り交わした。前所有者は、やっと自宅の競売が取り下げられる目途がついたと安心したのだった。しかし、この約束書面が曲者で悪党が前所有者を油断させるために用意したものでしかなかった。
これが、エリアリンクからの競売を取り下げさせるためだとして作ったトラストスペースとの間の契約書である。
【エリアリンクのためのトラストスペースとの契約書】

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次回これらについて詳細を公表する。(つづく)
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