冠婚葬祭互助会大手アルファクラブ武蔵野・蕨警察署跡地葬儀場建設―F

2009/02/01

アルファクラブ求人、委託で社保完備の疑惑

 埼玉県蕨市の蕨警察署跡地に葬儀場を作るって事で、連日葬式満員御礼、電車で言ったら200%の乗車率を狙っているんじゃないか?と思える位の勢いで、今、アルファクラブ武蔵野が近隣住民の互助会加入……いや、葬儀スタッフの求人でしたね、あくまで、アルバイト募集ってことでここのところ日曜日の求人チラシはアルファクラブ武蔵野一色であります。

 しかし、アルファクラブ武蔵野もあまり蕨戸田近隣住民を馬鹿にしない方がいい。これらの求人チラシ、戸田市住民の方が持って来てくれたのだが、その人だって言っていた。

「さがみ典礼とかアルファクラブって、互助会会員集めのために求人して、入社した研修社員に親族知人ありったけ互助会勧誘させて、用がなくなると退職なんでしょ?」

・・・てなことを。

 それと、こういう求人チラシを見る主婦の人など「業務委託」について詳しいのをアルファクラブは分っているのか?
 主婦は内職云々からの豆知識で業務委託は社員でもなんでもないって知っているのだ。

だから、

「ふざけてるでしょ?委託契約のスタッフ募集しておいて。社会保険完備だなんて?言って。委託の人間になんで1年足らずでマネージャ職を任せるのよ?ね、70万も80万も『月給』払うとか?言って」

とプリプリ怒っていた。

 アルファクラブ武蔵野の求人の目的は、研修期間中に無理言って研修社員達の親族をアルファクラブの互助会員に入会させること。だから、こうして呆れるほど沢山、求人チラシを打つのだ。逆に言えば、社員を目指してやってくる奴らが親族会員を全員アルファクラブ互助会に入会させてしまえば用なしなわけだ。

 2〜3ヶ月で辞めていく奴らにわざわざ社会保険を完備してやるはずがない。社会保険を完備させて社会保険事務所に届けるって言う事は、まっとうな商売である。互助会商売を全うにやろうとしたら、親族全員を互助会に入会させた後の出がらしみたいに無用になった社員に、辞めさせる為の解雇予告手当てや諸経費がかかる事になる。

 そんな無駄、アルファクラブ社長の神田成二が許すはずがないだろう。アルファクラブが今の互助会会員狩りのための求人でなく、まともな雇用対策を始めたら社会保険の遡及支払い、解雇手当支払いや不当解雇に対する慰謝料の連続でとたんにアルファクラブの資金繰りは逼迫する。

 それにしても前例もないくせに、よく「入社2ヶ月間の研修期間24〜28万」「3ヶ月目のサブリーダー35万円」「6ヶ月目のリーダー40万円」「9ヶ月目のサブマネージャ60万円」「1年でマネージャ70万〜80万円」みたいな出鱈目を、悪びれもせず求人広告で言えたもんだよ。もっとも、アルファクラブ代理店には「名ばかり管理職たる店長・マネージャ」などなどが複数人いて、ややこしい話になっているそうだが。

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