アンツシリーズ番外−派遣難民に皆さんの雇用保険を流用?

09/01/17

「《急募》ホールスタッフ住み込みOK」を民団がキレイ事PR

 在日本大韓民国民団(民団)中央本部が昨日、元派遣労働者らに仕事と住まいを提供しようと、人手不足に悩むパチンコ店などの就職求人情報を集め、就職の紹介を始めると発表しました。

 民団は「在日韓国人は地域社会の一員。困った時は国籍を超えて共に支え合うことが大切」と話しています。しかしこれ、スポニチや東スポの求人広告の

「《急募》ホールスタッフ 住み込みOK パーラー 高給優遇」

と何が違うのでしょう?
 いつも広告料を払ってやっている公共メディアを利用して、無料で、偽善的にPRしただけの話。派遣切りでダブった人材を民団傘下のパチスロパーラーに引き込むために無料の求人広報を打っただけの話。
 派遣切りの被害者達を儲かって儲かってしょうがないパチンコ店が永久雇用しようなんて話ではなく、これも貧困喰いの一種の人狩りに過ぎません。パチンコパチスロ業界は平均的に儲かっているだけ。派遣切り被害者の足元を見て格安雇用なんてしないでくれと願うばかりです。

共産党、民団新年会で被選挙権付与も公言

 日本共産党の志位和夫委員長は在日本大韓民国民団中央本部主催の新年会に出席し、地方参政権について「日本共産党は永住外国人に選挙権だけでなく被選挙権も付与する立場でがんばっています」と述べ「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と韓国語で締め括ったそうです。

 「年越し派遣村」実行委員会などが主催した「やっぱり必要!派遣法抜本改正、派遣村からの大逆襲」という左翼の大イベントがおととい開かれ、日本共産党、民主党、社民党や連合等の労働組合商人や、リベラル派の労組商売弁護士など四百人の参加者で会場は溢れ、この中でまともに働くサラリーマンの皆さんにはゾッとするような浮ついた論議と言うか訴えが上がり会場内が賛同の拍手でわきかえったそうです。

派遣切りは「政治災害」と決め付け、
全国各地に派遣村が必要だ」「三月末の派遣切りを許さない」「登録型派遣を禁止しよう」「大企業に雇用を守る社会的責任をとらせよう」「労働組合が共同して派遣法の抜本改正を」
などなど。

 注目すべきは派遣村の移転などでも日本共産党・民主党・社民党・連合、その他の労働組合は派遣難民やホームレス達を自らの施設に居住させてやるようなリスクを取らず、国に難癖をつけて、施設提供させたと同じような事を、次は国家レベルでやらせようとしているらしい事。

サラリーマンの雇用保険が派遣難民のために…

 サラリーマンの皆さんや高齢の両親を抱える人達は、ぜひ怒って欲しいのですが、この集会でブチあげた「全国各地に派遣村が必要だ」という提案が、どういう事だと思いますか?

 派遣村集会で提案された、全国各地に派遣難民の避難所を設ける為の原資として、この派遣村集会に集まった輩は、サラリーマンの皆さんが働きながら国に積み立ててきた「雇用保険の積立金」を切り崩して使おうとしているのです!

 派遣社員はある意味、ワーキングスタイルの一環として、自己責任の下、自分で選んできた道であるはずなのです。また、派遣社員で働いている人達もIT系やきちんとした技術職の人達は生活設計もキチンと建てて、今、困ってはいないんです。

 今、困っているのはアリとキリギリスのキリギリスの筈なんです。
 なのに野党とか左翼とかのカテゴリーの連中は、サラリーマンの皆さんが働きアリとして家族や自分の将来のために蓄えてきた雇用保険の金に(まさか社会保険にまで手を伸ばそうとしているかは知らないけれど)、公然と手をつけようとしているのです。(人材派遣の「アンツ」は働きアリのアンツだったのか???)自分達はリスクを張らずに。良い人ぶって。

 派遣社員で働いて来てもしっかりした人生設計の元、頑張っている人達は今困ってはいないんです。
 派遣された会社と、会社のためにも自分のためにもなるようネゴシエーションして、派遣システムを上手に活用して驚くほど上手にやりくりしたり、個人請負に雇用形態を切り替えたりして上手くやっているのは報道されていないだけです。

民主党政権下では、まともなサラリーマンが一番損をする

 派遣村の逸話で「神奈川とか山梨から歩いてきました」なんていう話が涙ながらに語られています。これが同情すべき美談だと思いますか?
 これは絶対違います。
 個人的にホームレス紛いの人間が、「都内に埼玉の山奥から歩いてきました。行く所がありません。雇って下さい」みたいに同情を買って雇用された現場を見た事があります。
 そいつがなぜ埼玉の山奥から都内まで歩いてきたかと言うと「ひま」だったからです。それと面白半分でしょう。本当に仕事が欲しけりゃ埼玉の自分の住処の近所だって幾らでも仕事はあったはず。ただ、カッコつかないし、歩いたらどんなもんかということで「徒歩就活」を決行しただけです。
 死ぬほどひもじいと言いながらパーラメントかなんか吸っていましたし。ちなみにそのホームレス紛いは横領して逃げました。

 そんな奴らが少なからずいる筈の「派遣切り被害者や無職カテゴリーの人々」の救済の為に、このまま放って置いたらサラリーマンの皆さんが家族の為に蓄えてきた貴重な雇用保険を始めとした保険金がいいように使われてしまいます。

 人間らしく暮らせる日本をつくるために政治の責任〜として、皆さんの雇用保険の積立金を流用して働かない人達の住居を作り、期間従業員と納得して働いた人達を期間後も雇用させると言う訳の解らぬ新法を作り、バブル後の不景気での日本経済を支えたはずの「派遣法」をがんじがらめに取り締まるつもりだそうです、この派遣村集会に現れた人達は。

 我々、右翼団体・民族派と呼ばれる人間達は、悪い事をやって儲けているのだろうと思われがちですが、少なくともマジメに働いているサラリーマンの人達個人の財布を狙ったりはしません。

 年越し派遣村がマスコミ登場した昨年末から、「みんな平均的に人間らしく生きよう」なんて言っている、左翼連中が恐ろしい勢いで自分達の正義をマスコミアピールしています。特に民主党など総選挙で政府与党になる気満々です。
 しかし、だったらまず自分がリスクを取ってこの不況を改善して見せるべき筈なんです。民主党岡田克也が父親にすがって派遣難民から乞食から風呂に入れて衣服を与えてAEONで終身雇用してやればいいんです。国民のために。それもなく党首小沢一郎の不動産疑惑やNTT情報労連300億円疑惑も晴らさぬまま民主党が政権をとれば公務員天国、労働組合天国、日教組天国になって、それで終わりでしょう。

 民主党の支持母体である公務員の給料を「たった100万円」でもいいからカットして、民間企業からの『仕事の出来そうな派遣社員』とワークシェアリングするのが、一番法改正の手間も時間もかからない現状打破の奇策だと思うのですが、このままだと民主党の勝利で公務員の給料はご祝儀として跳ね上がり、働かない派遣難民やホームレスのために、サラリーマンの皆さんが自分や親や家族のために貯めてきた公金が使われて理想国家が作られます。

敬天新聞ホームページ

敬天ブログ

人材派遣アンツの偽装請負二重派遣シリーズ