九州電力が大分市発注PFI事業で又も黒い噂 E

(暴力団との親交疑惑が絶えないなか、今度の相手は前田建設九州支店)

2009/10/07

 事業費125億円の大分市発注PFI事業「大分市複合文化交流施設整備事業」は、日本管財葛繽B支店を代表企業とする『大分駅南まちなみづくりグループ』と、清水建設葛繽B支店が代表企業の『清水建設グループ』の一騎打ちにより、約1年間の審査期間を経て『大分駅南まちなみづくりグループ』が競り勝った

 ぶっちゃけた話、どちらの事業候補者が受注しても大差ないことは、関係者の間では当初から言われていたらしい。何も1年間も無駄な時間を費やすよりも、サイコロ振って丁半で決定しても問題はなかったらしい。とはいえ、サイコロの目には元から『大分駅南まちなみづくりグループ』の名しか記されてない八百長だという声があがるなど、何ともきな臭いPFI事業であることは確かなようだ。

 その匂いの元を辿っていくと、『大分駅南まちなみづくりグループ』の構成員である前田建設工業葛繽B支店と、民間収益事業企業である九州電力鰍ノ行き着くのだ。因みに、他の構成員は、代表企業である日本管財葛繽B支店の下に、先の前田建設工業鰍含めた6社。民間収益事業企業には九州電力と他2社からなるグループである。事業者決定の裏には、『大分駅南まちなみづくりグループ』の実質的支配者といわれる九州電力鰍フ力技との噂は絶えないが、黒川某なる九州電力土木課長が、旧知の前田建設工業葛繽B支店にあれこれと条件を提示(強要?)していることだけは、噂の域を越えるものだという。

 事業者内部での不穏な動きが、今後の事業に悪影響を及ばす可能性も否定できない以上、我物顔にふるまい火種を撒き散らす九州電力鰍ノよって、先々問題が露呈していくことは、どうやら避けられないのが現状のようだ。さて、九州の王様を気取る九州電力鰍フ足元を揺るがす問題が、佐賀県にて発生した。九州電力鰍フ悲願でもある、国内初となる玄海原発3号機(佐賀県玄海町)のプルサーマル計画が、燃料の原子炉装てんを目前に延期されたのである。

 その理由は、プルサーマル延期を求める請願を審理中に、それを無視して燃料装てんを強行しようとしたことに対して、議会開会中の佐賀県議会が「地元無視の暴挙」だと猛反発し、日程見直しを九州電力鰍ノ申入れるよう知事に要請したのである。東京電力でさえまま為らないプルサーマル計画に、いの一番で着手しようとした焦りからか、手痛いしっぺ返しを喰らったことになる。苦虫を噛む眞部利應社長の泣きっ面が目に浮かぶようである。

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