マルチ企業の背後に潜み大儲けの傍ら、NTTドコモと

事業提携を進めるフレパー・ネットワークスの正体とはK

2009/08/28

 フレパー・ネットワークス(港区=宮之内誠人代表)の技術は素晴らしい。

 だからこそ天下のNTTドコモが提携しようとしているのだろう。だがフレパー・ネットワークスの完全子会社がネズミ講紛いで金を集め、詐欺と呼んでもいいような「錯覚商法」を行なっており、行政からもハッキリと名指しで迷惑会社と指摘されているのだ。

 フレパー・ネットワークスの言い分として「直接の子ではなく孫の立場で、尚且つ法人は全く別である」と言うが、それは将来ビズインターナショナル違法な金集めとして叩かれることを想定して、子会社のIDRを噛ませただけで、ビズインターナショナルの金は殆どフレパー・ネットワークスに流れているのである。

 もっといえば、ビズインターナショナルで集めた金でフレパー・ネットワークスの今日の経営は成り立っている訳で、ビズインターナショナルを抜きにしてフレパー・ネットワークスは在り得ないのである。ガリバー企業NTTドコモは、携帯電話業界での競争に焦っているのだろうか。

 今後、ビズインターナショナルは必ず事件となり、且つ売り物がフレパー・ネットワークスが提言していた仮想空間サービスであることが間違いなく世間に晒される。それを知ってて儲け主義だげでNTTドコモは業務提携して問題はないのだろうか。ビズインターナショナルが現在やっている代理店ビジネスでの金集めが、果たしてまともな企業のやり方なのか、問題となった時、本当にフレパー・ネットワークスに責任は波及しないのか、よ〜く考えて行動して欲しいものだ。

 来る10月6日、幕張メッセで開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC」に、フレパー・ネットワークスは自社製品を出展する予定だ。これが成功すれば、優良企業としての高い評価を得ることになるだろう。

 表舞台に登場する為に、蓄えた汚い金を吐き出してでも成り上がろうとしているフレパー・ネットワークスを、NTTドコモは黙って見守るつもりか知らないが、儲け欲しさにマルチ企業の黒幕と業務提携を進めていけば、NTTドコモといえども回復し難い傷を負うことは火を見るより明らかだ。

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