マルチ企業の背後に潜み大儲けの傍ら、NTTドコモと

事業提携を進めるフレパー・ネットワークスの正体とはJ

2009/08/10

 さいたま地方裁判所に「敬天新聞社の街宣を止めてください」と泣きを入れてから、その3日後には「やっぱり取り下げます」と、ぐだぐだに迷走したマルチ企業「ビズインターナショナル」(さいたま市大宮区桜木町2−277大宮田中ビル6F=石原茂男代表)

 この馬鹿げた申立てから取下げを行なったビズインターナショナルの代理人、小林咸一弁護士がいう「自己都合」とはいったい何なのか、是非とも詳細を語って頂きたいものだ。

 さて、子供騙しともいうべき仮想空間ゲーム「X-I(エクシングワールド)」の、プレメンバー限定のβ版が公開されているが、これを見てがっかりし騙されたと気付いた(時、既に遅し)賢明なプレメンバー、自らが勧誘を受けた際の説明(儲け話)が本当だったと小躍りする哀れなプレメンバー、そして、悪質マルチであることを百も承知で、これで暫くは勧誘がし易くなったと、ほくそ笑む狡猾なプレメンバー。

 ビズインターナショナルの代理店という立場は同じでも、其々の立ち位置と考えには相当のズレが生じている模様だ。そんな喧騒を他所に、兎に角、銭さえ集まれば問題ないとするビズインターナショナルに、注目すべき新たな動きがあった。通常、代理店向けの連絡はウェブサイト専用ページから発信しているのだが、一般のニュースリリースとして、その情報は流された。

 その内容は「バーチャルエステート先着販売を2009年8月31日をもちまして終了させて頂くことが決定しました」というものだ。ここで言う先着販売というのは、「X-I」内の土地購入を示すものであり、40万円を支払ったプレメンバー(代理店)の特権として与えられていたもので、去年2月から第一期販売と称して開始されていた。

 現実社会ではネットカフェを寝床にする負け組みでも、銀座の一等地を所有出来るという、ビズインターナショナルがプレメンバーを勧誘する際の、謳い文句の一つであったのだが、今回、それを終了するというのだ。その意図が、駆け込み需要を狙ってのものか、大言壮語を慎むことにしたのかは不明だが、古典的詐欺「原野商法」の現代版は、今後、波紋を呼びそうだ。

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