日蓮宗「池元院」穐山芳敬住職の霊園経営に疑惑噴出。悪徳業者とのタイアップが露呈!?

≪霊園経営(北本霊園)僧侶、穐山芳敬住職の銭儲け術≫

               合掌 壱  2009/05/23

 日蓮宗「池元院」の穐山芳敬住職には様々な顔がある。

 一般的には深く理解されてはいないが、寺院とて法人の一種であることに違いはない。但し、企業のように営利を目的としないことから、宗教法人として団体の存在を括られているのだ。よって、日蓮宗「池元院」の住職である穐山芳敬は、同時に宗教法人「池元院」の、代表役員の肩書きを持っていることになる。

 例えるなら、一般企業の代表取締役社長にあたるものだ。当然、法人というからには様々な事業活動を行なうことが出来る。その多くが、公益事業に分類される、病院や学校そして幼稚園等の経営である。営利を追求しないとはいえ、病院や学校の建設をはじめ、その後の利用者が落とす莫大な金銭を考えれば、取巻き業者が宗教法人に利権を求め群がるのも必然である。

 しかし、病院や学校経営は何も宗教法人でなくとも出来る訳で、利権を漁る業者にとっても、さほど旨味のある事業とはいえない。これら、悪意をもって宗教法人に近づく連中にとって、何より儲けを期待できるのが、宗教法人が運営する民営墓地への開発参入に他ならない。

 そこで発生する最大の問題が、宗教法人の「名義貸し」である。そもそも、霊園とする土地の確保や造成工事、その後の墓地販売と管理、其処に至るまでの様々な書類申請といった実務を、経験を持たない一宗教法人では、捌ききれないのが普通だ。

 何より、霊園開発に伴う莫大な資金(規模にもよるが最低数億円)を留保している宗教法人など、余程大きな宗教組織以外では考えられない。結局、不動産業者や石材屋が、資金提供(立替)を含め全てを仕切った上で、霊園経営の許可を得るが為に宗教法人格の名義を拝借するといった違法行為につながるのだ。

 さて、北本市内に墓地数972区画の「北本霊園」を経営している池元院の穐山芳敬は、果たして「名義貸し」という愚行を犯しているのだろうか。当方は、この疑惑を解明するが為に、池元院の土地所得から墓地造成工事等の契約、霊園墓地事業を可能にするが為の規則変更作業及び墓地経営許可申請に至るまでの、様々な契約書並びに行政提出の申請書、更には付帯書類に証明書(財産目録、預金残高証明書等々)を入手し、それを隅々まで精査した。

 結論から言えば、名義貸しの実態を示す点が多々見受けられた。それを如実に語り示すのが、北本霊園と似通った経緯で開発運営されている霊園が、埼玉県内でも複数存在するといった事実である。これ等の霊園を運営する宗教法人は、宗派さえも異なる全くの別法人である。

 しかし、其々の霊園の後に控える業者が、同じである事が判明している。何より解りやすいのが、池元院をはじめ本来なら自由意志で決めるはずの霊園名称が「グレイブガーデンに統一されていることだ。しかし、同名称使用することによって、池元院の違法行為が露呈する切っ掛けとなったのだ。

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