「消費税1億2000万円を脱税した【明和産業】の

濱田芳郎代表が、東京国税局に告発くらう」の巻F

2009/05/02

 本年3月、消費税法違反で東京地検に告発された明和産業の濱田芳郎代表は、東京のビルメン業者560社余りが加盟する公益法人、社団法人「東京ビルメンテナンス協会」(一戸隆男会長)の理事であり、理事会内の経営研究委員会委員長の役職にも就いていた。

 主たる職務は、官公庁入札制度のあり方を研究調査することだ。様は、お上がつくった制度を素直に受入れるのではなく、制度の隙や抜け道等を考えることで、如何にして銭と業務を引っ張り出すかを日夜探求するいった、ビルメン業者にとっては死活問題に直結する重要案件を担っていたのだ。

 ところが、消費税法違反での告発が為された後、東京ビルメンテナンス協会の理事から、濱田芳郎代表の名が消えたのだ。因みに、空席となった経営研究委員会委員長には、古参理事の一人である日建管財鰍フ佐藤博代表が就任している。

 勿論だが、東京地検に告発された以上、公益法人の理事職に留まることは非常識であり、当然の結果であることは言うまでもない。問題は、其処に至る経緯が不透明であったことだ。

 濱田芳郎代表は、強引に理事職を解任されたのか、若しくは自の意思で退いたのか、其れすら、東京ビルメンテナンス協会は明らかにしていない。

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