(秋田県大潟村混合あきたこまち事件への公開質問状)

公開質問状

前略

 我々は、自らの私欲の為に日本国民を騙し以って日本国家を堕落させんとする国賊征伐を義旗とする民族派団体、敬天新聞社である。

 日本の米は日本の農家の威信を賭けた誇り高き「一流ブランド」であり、そのステータスは世界に通用する最高「技術」であるが、それゆえ一度品質の低下や劣悪商品流通が公表されれば、その珠のような光り輝くブランド性に消える事のない大きな傷跡を残し、日本米全体が傷物としての二流商品に成り下がる危険性を持っている。

 最近、三笠フーズのメタミドホス汚染中国米を悪用した詐欺紛い商法を始め、日本国民の主食である「米」を扱う米穀商にも悪徳業者が蔓延っておるそうで、一部の者共の私欲により一流ブランド米にコピー米を混入しながら「一流米ブランド」で高値販売をする業者がいるとの情報が寄せられた。

 単刀直入にいうと貴殿ら団体が「五種混合あきたこまち」を都内スーパー等に過去十数年間に亘り販売し続け、ましてや人々の善意で成り立つ三宅島災害復興にまで偽装米を持ち込んで、私腹を肥やす為に人々の善意を踏み躙ったという記録、そして許されるものではないという告発があった。

 この混合米事件は刑事事件的には錯誤・過失によるもの、との結論を秋田県という地域社会の中での癒着により導いたと聴く。しかし、我々としては詐欺にも等しい貴殿らのブランド名悪用行為を、社会的責任を何ら追及される事なく風化させる事は許しがたい。

 何よりこの混合米、混合あきたこまちを未だに販売し詐欺的暴利を貪っている貴殿らの行動を改めさせる事は我々に与えられた責務だと考えている。よって今後、貴殿等が私欲を見たす為の偽装米・混合あきたこまちの販売を全て停止し公的に謝罪するまで徹底追及する所存である。

 ついては我々も敬天新聞社という職種・名称の通り、報道活動として貴殿らの悪行をインターネット等により広く世間に公表していく心算である。本書は「公開質問状」として、貴殿らのこの偽装米事件に対する真意を問い、公表する事によって世論へ問いかけする為の第一弾とする。以下に、数個の質問を用意した。責任ある回答を求む。

 

(公開質問)

一、本来、秋田県産で作られている物を「あきたこまち」と言うのだそうだが、その中に千葉・埼玉・茨城・福島で作られているあきたこまちを混合して販売しているというのは事実か。

 

一、この疑惑の揉み消し工作に大潟村村会議員であり、株_友の相談役である村上彬氏が中心になって動いた、というのは事実か。

 

一、株g動の渡辺蓉子社長に事実追及され、数千万円の示談をした、というのは事実か。

 

一、首都圏物流センター代表取締役小池詔二氏が販売した主な会社は東京電力一ヶ月十七トン、三宅島災害復興=一ヶ月十五トン、スーパー丸正=一ヶ月二〇〇トン、他に関電工、安川電気、荏原羽田工場、埼玉工場等で間違いないか。

 

一、秋田県警、五城目警察に対し、波動の渡辺社長が「サンプルの間違い」と称して嘘の報告をしたのは間違いないか。

 

一、貴殿等が行っている混合あきたこまちの利益率は、純正のあきたこまちを販売するのに比べ何割何分程の粗利が上がるものなのか。

 

一、貴殿らは、この混合あきたこまちから得られる粗利に対し「不正・不当利得」という認識を持っているのか。それとも組織運営上のやんごとなき不可抗力による「過失」という認識であるのか。

 

一、貴殿らは我々がこのように指摘している今現在、現行している混合あきたこまち販売を中止し、純正のあきたこまちを消費者にお届けし、かつ、自らこの偽装米事件を謝罪公表する気持ちは持っているか。

 

 以上、簡単な質問であるから明確に回答願いたい。

 本偽装米事件を公表する事は、日本国民の食の安全や農業問題に対して重要なファクターであるから今月末を以って貴殿らからの回答がなくとも事実をありのまま公にさせて頂く。

 

   平成二十一年四月十一日

 

株_友  代表取締役 川渕文雄殿

椛蜉ヱコ同友会  代表取締役 仁田原豊殿

椛蜉ヱコあきたこまち生産者協会 代表取締役 涌井徹殿

大潟村村議会 村上彬殿