2009/02/14
平成20年4月9日午後8時半過ぎ、長掘橋駅が利用客で混雑している最中で事件は起こった。日本コンベヤの子会社、エヌエイチパーキングシステムズの男性社員Aが、衆人環視の中で、交際相手(当時)の女性に暴行を加えたのである。
それは、女性の首を両手で絞め上げたうえに、手にしていた傘で何度も女性を叩きつけるといった、凄まじいものだったという。実際に、女性はかなりの怪我を負い、その後にAが起訴(罰金刑確定)されたことからも、単なる痴話喧嘩の域を越えた、暴行事件であったことは確かである。
問題は、Aとエヌエイチ社の事後対応にある。Aは事件のあと、女性の実家を訪れ親御さんに謝罪をし、当面の治療費として30万円を渡したという。勿論、治療費とは別に慰謝料等の支払いについても、誠意を以って対応するということだった。
此処までのAは、自らが犯した罪を認め、最低限の責任だけは果たしていたのだが、後に態度を一変することになる。